15日精霊流し 長崎など3市で交通規制 コロナ対策呼び掛け

交通規制区間

 長崎県警は15日、伝統行事「精霊流し」に伴い、長崎、諫早、佐世保各市の一部で車両通行禁止や一方通行などの交通規制をする。長崎市は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、「新しい生活様式」を取り入れるよう呼び掛けている。
 長崎署と大浦署管内の長崎市中心部では「密」を減らすため例年より1時間早い午後5時から、浦上署と早岐署管内は同6時から、諫早署と佐世保署管内は同7時から交通規制をする。長崎市内は精霊流しが終わるまで。諫早市は同9時、佐世保市は同10時まで。
 長崎市では、長崎電気軌道が同日午後5時から、1号系統のうち新地中華街-崇福寺と、4号系統全区間を運休する。
 同市は、距離の確保や検温、引火しやすい消毒用アルコールなどを携帯する際の花火への注意などを呼び掛けている。終了後の会食でも、「大皿をさける」「対面ではなく横並びに」など、「新しい生活様式」に沿うよう呼び掛けている。

 長崎市中心部の主な車両通行禁止区間は次の通り。
 ▽崇福寺入口交差点-観光通り-中央橋-旧県庁前-夢彩都前▽長崎駅南口交差点-五島町交差点-玉江橋交差点(一部区間、路線バスを除く)▽馬町交差点-興善町交差点-テレビ長崎前-県警本部前交差点▽玉江橋交差点-夢彩都前-県警本部前-旭大橋下


© 株式会社長崎新聞社