長崎県「ミライ☆ニナイ塾」 高校2年生が 観光・サービス業を学ぶ

観光業の仕事のやりがいなどについて学ぶ生徒たち=県庁

 観光・サービス業に興味がある高校2年生が仕事のやりがいなどを学ぶ、「観光のミライ☆ニナイ塾」(長崎県主催)の初回講座がこのほど、県庁であった。
 昨年に続いて開催。講座はテーマ別に全7回あり、1テーマにつき長崎、佐世保両地区でそれぞれ月1回開く。県内19校計91人が受講する予定で、長崎地区の初回は11校計27人が参加。
 初回のテーマは「長崎県の観光について」。佐古竜二県観光振興課長が観光客数など現状について説明し、「ホテルスタッフのおもてなしなど、人の力で感動を与えられる。大変だけどやりがいのある仕事だと思ってほしい」と話した。
 参加した県立小浜高の中田真歩さん(16)は「将来、人と関わる仕事に就きたい。新型コロナウイルス感染拡大など大変な状況で本県の観光関係者が奮闘していることを知り、勉強になった」と感想を述べた。

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