新型コロナウイルスの影響で消費が減退している花きの魅力を伝えようと、長崎市役所や地域センター、市立小中学校など市内145カ所に色とりどりの花のアレンジメントが展示され、来場者を和ませている。12月まで。
市の「長崎の花活用拡大支援事業」の一環。生産者や販売者でつくる長崎花き園芸農業協同組合(後田博之組合長)が作成。月2回程度、花を入れ替える。
小ぶりで上向きに咲くヒマワリや淡い色彩のトルコギキョウなど、花きの約7割は市内産を使用。市役所のアレンジメントを担当した石田渉副組合長は「花は家庭円満の秘訣(ひけつ)。花を飾る習慣をつけると、会話も増える」と語った。
同組合によると、コロナ禍でブライダル関係や発表会などの延期、中止が相次ぎ、花の消費が落ち込んでいるという。後田組合長は「いろいろな形でストレスもあると思う。花が癒やしになれば」と語った。問い合わせは同組合(電095.837.0525)。
花に癒やされて 長崎市内145カ所 アレンジメント展示
- Published
- 2020/08/12 14:30 (JST)
- Updated
- 2020/08/26 12:42 (JST)
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