コモンリスザル 2頭の赤ちゃん誕生 森きらら

母親のリオ(手前)とウスコ(奥)の背中にしがみつくコモンリスザルの赤ちゃんたち=佐世保市、森きらら

 佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)で、コモンリスザルの赤ちゃん2頭が生まれ、かわいらしい姿に来園者が目を細めている。
 7月3日と24日にそれぞれ生まれた。1頭の母親ウスコ(15歳)は、6頭以上産んだことのある子育てのベテラン。もう1頭の母親リオ(3歳)は今回が初産の新米ママだ。
 母親の背中にしっかりとしがみついて眠ったり、母乳を飲んだりする2頭の愛らしい姿が見られる。先に生まれたウスコの赤ちゃんは、ロープや他のサルに手を伸ばしたりするなど、いろんなものに興味を持ちだしているという。
 飼育担当の吉田幸さん(27)は「今後どんどん活動的になっていく赤ちゃんの様子を観察してもらえたら」と話している。

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