8月5日は「タクシーの日」 従業員が献血、社会貢献

タクシーの日に献血する川添会長=長崎市元船町

 長崎市タクシー協会は「タクシーの日」の5日、献血運動を始めた。新型コロナウイルス感染拡大や、大雨に続く猛暑で献血者が減っている中、9月末まで従業員や家族らが協力する。
 毎年夏、社会貢献のために実施し、昨年は約200人が応じた。今年の目標は172人。元船町の広場であった開会式には約30人が集まり、川添暢也会長が「コロナでタクシー業界は大変厳しい状況に置かれているが、こういう時だからこそ地域のお客さまに役立てれば」と述べた。この日は市内の乗り場や観光施設周辺の清掃もした。
 タクシーの日は1912年8月5日、国内で初めてメーター装着の本格的なタクシーが誕生し、全国ハイヤー・タクシー連合会が89年に定めた。

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