V長崎練習拠点 「諫早で継続 可能性高い」ジャパネット高田社長

 通販大手ジャパネットホールディングスの高田旭人社長は1日、大村市総合運動公園での整備を断念したサッカーJ2、V・ファーレン長崎の練習拠点計画について、テレビ会議アプリを通じて会見し、今後に関して「(諫早市のなごみクラブハウスでの)今の形を継続するのが一番可能性が高い」と話した。
 高田社長は会見で、これまでの経緯や計画を断念した理由について説明。「どこまで目指すのか、ゴールに大きなギャップがあった」「行政についての認識が不足していた」などの“反省点”があったと振り返った。
 現時点で移転先を改めて公募する考えはないとし、長崎市で進めている「長崎スタジアムシティプロジェクト」への影響も否定。今後について、宮本明雄諫早市長と直接話はできていないとしながらも「引き続き応援いただけると間接的に聞いている。県全体を捉えてどんなやり方があるのかについても、県と話をしたい」と述べた。


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