V長崎社長ら 「平和の灯」キャンドル製作 「世界中が友達に」願い発信

キャンドル作りに励む高田社長(中央)とサポーターら=長崎市民会館

 サッカーJ2のV・ファーレン長崎の高田春奈社長やサポーターら約30人が18日、長崎市魚の町の市民会館で、長崎原爆の日前夜(8月8日)に平和公園に並べるキャンドル「平和の灯(ともしび)」を作った。
 V長崎が平和祈念行事として開き、平和の灯実行委の鬼永武会長らが作り方を伝授した。マスコットキャラクター「ヴィヴィくん」や長崎原爆資料館の篠崎桂子館長も参加した。
 高田社長は「『愛と平和と一生懸命』をスローガンに掲げている。戦争の恐ろしさや平和の大切さを世界に発信したい」とあいさつ。参加者は牛乳パックに溶かしたろうを流し込み、固まったキャンドルに平和への願いを込めてマジックで絵や言葉をかき込んだ。
 市立伊良林小3年の貝嶋逢香さん(8)は「世界中の人が友達になれば、戦争がなくなる」と話した。

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