スタメンを3年生9人で固めた瓊浦が、昨夏16強の対馬に快勝した。安野監督は「昨秋に出ていなかった選手も含めてよく打ち、よく守った」と納得の表情を浮かべた。
初回、無死一塁から岩永がエンドランを決めて流れに乗った。酒本の適時打で1点を先制し、なお無死一、二塁で打席には対馬出身で主将の浦瀬。鶏知中時代にも対戦した相手エース平間から、しぶとく左前に適時打を放った。勢いを加速させた一打に「古里の人たちに成長したところを見せたかった」と胸を張った。
4回無失点と好投した別所ら、コロナ禍で試合に飢えていた3年生が意地を見せて好発進。次戦で顔を合わせる長崎工-長崎総合科学大付の勝者のほか、同パートには長崎商、海星など難敵がひしめく。浦瀬は「とにかく一戦必勝で頂点を目指す」と気を引き締めていた。
瓊浦13安打大勝 3年生が意地見せる
- Published
- 2020/07/12 11:00 (JST)
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