壱岐・玄海酒造「瀧泉」「松永安左エ門翁」 モンドセレクション最高賞に輝く

モンドセレクション受賞を報告する山内会長(右)ら=長崎新聞社

 玄海酒造(壱岐市)の麦焼酎「瀧泉」と「松永安左エ門翁」が、国際品質評価機関モンドセレクション(本部・ベルギー)の最高賞に当たる大金賞に輝いた。同酒造の商品がモンドセレクションで受賞するのは19年連続。
 同酒造は1900年創業。100周年記念事業の一環として、2002年からモンドセレクションに出品している。今回で「瀧泉」は13年連続14回目、「松永安左エ門翁」は8年連続11回目の大金賞。このほか「海の王都」と「壱岐オールド」も金賞を受賞した。
 同酒造の山内賢明会長らが9日、長崎市茂里町の長崎新聞社を訪れて結果を報告。同酒造によると、今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛が響き、一時、売り上げが落ち込んだが、“家飲み”の定着で回復してきたという。
 創業120年の節目を受賞で飾り、山内昭人社長は「時代に合わせて味を少しずつ変えてきた。これからも進化していきたい」、賢明会長は「味わってコロナをやっつけてほしい」と語った。

© 株式会社長崎新聞社