九州社会人、クラブサッカー県予選 三菱重工長崎が優勝 クラブは時津SC4連覇

【社会人決勝、MD長崎-三菱重工長崎】PKを止めてチームを優勝に導いた三菱重工長崎のGK東川(中央)=長崎市総合運動公園かきどまり運動広場

 サッカーの第56回九州社会人選手権、第27回九州クラブチーム選手権の県予選は6月28日、7月5日、長崎市総合運動公園かきどまり運動広場で行われ、社会人は三菱重工長崎が優勝を飾った。クラブは時津SCがV4を達成。両チームは九州大会(社会人=8月・大分、クラブ=9月・宮崎)の出場権を獲得した。
 社会人決勝のMD長崎-三菱重工長崎は前半4分、三菱重工長崎のFW平野が中央に切れ込み、豪快なミドルシュートを決めて先制。MD長崎も後半13分、右クロスにMF水頭がヘディングで合わせて同点に追いついた。その後は延長戦でも決着がつかずにPK戦へ突入。三菱重工長崎はGK東川が5人目のキッカーを止めて、5-4で競り勝った。
 クラブ決勝のKUNIMI・FC-時津SCは前半21分、時津SCのMF安武が後方からのロングパスに反応。先制のボレーシュートを決めると、後半6分にMF安生地がCKのこぼれ球を決めて追加点を奪った。後半18分にはFW東川がドリブルからシュートを決め、3-0で快勝した。

【クラブチーム決勝、KUNIMI・FC-時津SC】前半21分、時津SCのMF安武が先制のボレーシュートを決める=長崎市総合運動公園かきどまり運動広場

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