西彼杵道路延伸を 西海市が県に9項目要望

中村知事に要望書を手渡す杉澤市長(右)=県庁

 西海市の杉澤泰彦市長は6日、県庁に中村法道知事を訪ね、地域高規格道路「西彼杵道路」の延伸など9項目を要望した。
 西彼杵道路(約50キロ)は佐世保市指方町から西海市西彼町大串までの区間14.2キロが完成。時津町野田郷-日並郷までの3.4キロが整備中。両区間を結ぶ大串-日並郷は未着手だが、昨年度に「西彼杵道路計画検討委員会」が設置され、整備方針を検討している。
 杉澤市長は「全通すれば交流人口の拡大や農林水産物の流通拡大のほか、災害時に大きな効果を発揮する」と要望。中村知事は「地域にとって欠かすことのできない重要な基幹道路。皆さんと一緒に力を合わせて取り組みたい」と述べた。

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