3密防止に向けた避難所開設を訓練 長崎県西海市

段ボール製ベッドを組み立てる職員=西海市大瀬戸町、多以良地区公民館

 長崎西海市はこのほど、避難所での「3密」防止へ向けた避難所開設訓練を実施、段ボール製のベッドの組み立て方などを確認した。
 県が自治体向けに作成した避難所のチェックリストでは、1家族につき2メートルの間隔を提唱。市は避難所の密集防止のため、段ボール製のベッド100個と、仕切り130区画分を市内に備蓄している。
 訓練には防災基地対策課の職員ら60人が参加。避難者の検温や、ベッドの組み立て方などを実演した。担当者は「(市民は)地域のハザードマップの確認と早めの避難をしてほしい」とした上で、「安全な親戚宅に身を寄せるなどの対策も検討を」と話した。

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