鷹島に初オープン 高齢者介護施設「グループホームたからじま」

 長崎県松浦市鷹島町で初の高齢者介護施設「グループホームたからじま」が1日オープンする。入居定員は18人。常勤・非常勤合わせスタッフ17人の支援を受けながら共同生活を送る。
 国の療養型病床の廃止方針で市立鷹島診療所の病床が廃止されるのに伴い、同町で道の駅「鷹ら島」を運営する鷹島物産(板谷國博社長)が運営主体となり、グループホームの建設を進めていた。
 ホームは敷地面積約1250平方メートル、木造平屋延べ床面積約540平方メートル。個室とトイレなどが付いた9人分のユニットが二つあり、認知症や障害など日常生活で援助が必要な人たちが入居する。総建築費は約1億3千万円。
 管理者の時田智佳子さん(60)は「町内で初の高齢者施設。自分の親を入れたい、将来は自分が入りたいと思ってもらえる施設にしていきたい」と話した。

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