
「カエル先生」の異名を持つ長崎女子短期大特別専任教授の松尾公則さん(69)がこのほど、環境省の本年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰を受けた。
同省は、自然環境の保全で顕著な功績のあった個人・団体を1999年度から表彰。本年度は全4部門で38件を選び、松尾さんは「自然ふれあい部門」で表彰を受けた。
松尾さんは20歳の頃にカエル研究を始めた。現在は長崎市内各地で、幼児から一般市民まで幅広い年代を対象にカエルなど生き物と触れ合う環境教室を開いている。市が管理する相川町の休耕田では、絶滅の危機にひんしている生き物の調査などに取り組んでいる。一連の活動が、「環境保全活動の普及や啓発に尽力した」などと評価された。
このほど、市役所で田上富久市長から表彰状の伝達を受けた松尾さんは「子どもたちが生き物を見て一喜一憂する姿は、教師冥利(みょうり)に尽きる。将来、生き物を守る子どもたちを育てたい」と語った。