新規就業者に賞賜金を交付 平戸の介護施設

平戸市内の介護福祉施設に今春、就業した松永さん(左から2人目)と白土さん(同3人目)=平戸市役所

 平戸市内の介護施設新規就業者への賞賜金交付式が12日、市役所であり、出席した松永美紅さん(18)、白土藍菜さん(18)に黒田成彦市長が手渡した。
 市は介護人材確保、育成を図ろうと2018年度、支援制度を導入。賞賜金は25歳以下の新規就業者が対象で、本年度は高校新卒の4人。黒田市長は「高齢者をどう支えていくかが、行政課題。平戸で介護の現場に就いていただくのは心強い」と激励した。
 特別養護老人ホームに就職した松永さんは「将来、祖母の面倒も見られるように頑張りたい」、ケアハウスに就職した白土さんは「分からないことも多いが、責任感を持って働きたい」とそれぞれ決意を述べた。

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