集団感染の長崎クルーズ船 陸自の医療支援10日で終了

 長崎県は11日、新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船コスタ・アトランチカで、医療支援に当たっていた陸上自衛隊の医官らの災害派遣が10日で予定通り終了したと明らかにした。
 また11日に予定していた外国籍の陰性乗組員1人の帰国は、国際線の帰国便が運休となったため延期になった。11日までに陰性の224人が帰国し、船には陰性、陽性計394人が乗船中。長崎市内の指定医療機関に陽性6人が入院しており、1人が中等症、5人が軽症。

 


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