男性陸士長が後輩に暴力 停職2日 陸上自衛隊大村駐屯地

 陸上自衛隊大村駐屯地は30日、後輩隊員に暴力を振るうなどしたとして、第16普通科連隊の男性陸士長(22)を同日付で停職2日の懲戒処分にしたと発表した。
 同駐屯地によると、陸士長は昨年3月7日、駐屯地内の隊舎で20代後輩隊員に「声が小さい」などと指導した際、腹部を1回蹴った。また別の20代後輩隊員に対して2018年10月以降、「汗が臭い」などの嫌がらせを繰り返していた。同連隊長の杉原正典1等陸佐は「さらに隊員の教育指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントを出した。


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