余った食材活用 地域貢献バザー 雲仙みかどホテル

地域貢献バザーに詰め掛けた来場者=南島原市、雲仙みかどホテル

 雲仙みかどホテルを運営するミカド観光センターは29、30日、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、地域を活性化させようと、南島原市深江町の同ホテル駐車場で地域貢献バザーをした。
 ホテルは従業員のマスクや消毒液の確保が難しくなったことから、23~31日まで9日間休館している。この間にホテルで使う予定だった食材で、牛丼や豚丼と天ぷらなどの「おばんざいセット」計200食分を用意。趣旨に賛同した雑貨、養蜂業者など計10業者の商品を購入した来場者に無料で提供した。
 堀辰幸社長は「未曽有の経験で、ホテルも多大な影響を受けている。従業員一同、地域の皆さまと共に前向きに頑張っていきたい」と話した。

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