新型コロナ感染 長崎・壱岐市、男性退院

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 長崎県は28日、壱岐市で県内初の新型コロナウイルス感染が確認されていた30代の自営業男性が同日、入院していた同市内の病院を退院したと発表した。
 県によると、国の退院基準に従い、ウイルス検査を26、27の両日実施し、いずれも陰性だった。病院側は男性に対し、退院後の4週間は衛生対策を徹底し、発熱の有無を毎日確認することなどを指導したという。
 男性は12日に京都府から壱岐市に転入。大阪府などで接触した知人が感染したことを12日に知り、壱岐保健所に相談。14日に検査で感染が確認され、入院していた。 

 


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