ボートレースをVRで疑似体験 大村ボート

ボートレースを疑似体験できるVRアトラクション=大村市、大村ボートレース場

 長崎県大村市玖島1丁目の大村ボートレース場内にある「発祥の地記念館」の展示が22日、一新され、ボートレースを疑似体験できるVR(仮想現実)アトラクションが登場した。
 アトラクションはボート(長さ約240センチ、幅約110センチ)に乗り込み、VRゴーグルを着けて楽しむ。ハンドルやスロットルレバーなど操縦法は本物のボートと同じで、360度の映像に合わせて風や水しぶきも再現される。
 22日はリニューアルイベントとしてボートレーサーの下條雄太郎選手が登場し、ターンのこつなどを解説。諫早市立西諫早小2年の堤蒼馬君(8)は「本当にボートに乗っているみたいで楽しかった。ボートレーサーになるのが夢。また挑戦して良いタイムを出したい」と話した。
 リニューアルイベントは24日まで開催。VRアトラクションは今後、レース開催日の土日祝日に楽しめる。体験は無料だが、午後2時以降はボート場入場料(18歳以上100円)が必要。

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