動画投稿生かした新しい働き方提案 県内外のユーチューバーが研究会

ユーチューブを使って、新しい働き方を提案する研究会=佐世保市高砂町

 動画投稿サイト「ユーチューブ」を使い、新しい働き方を提案する研究会が16日、佐世保市高砂町のコワーキングスペース「トゥスタート」であり、参加者は動画作成のノウハウを学んだ。
 2019年10月に発足し、県内のユーチューバー47人でつくる「長崎YouTuber会」の田中勝さん(34)=佐世保市=が企画。すでに動画の投稿に挑戦している人や、新しく始めようとしている人など県内外の16人が参加した。
 田中さんは日本酒の専門店を経営する傍ら、18年ごろから日本酒を紹介する動画を投稿。1カ月の再生回数は10万回を超え、企業から動画の編集を頼まれるなど仕事の幅が広がったという。「地方は発展途上。専門性が高い分野で勝負するべきだ」と語った。
 このほか、諫早市や長崎市を中心に活動するユーチューバーが、スマートフォンで動画を編集する方法や、マーケティングについて紹介した。

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