医療機関へのマスク供給を 長崎県保険医協会が要望

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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県保険医協会(本田孝也会長)は17日、医療機関へのマスクと消毒液の安定供給を求める要望書を長崎県に提出した。
 要望書では、マスクや消毒液などの安定供給に関する医療機関からの問い合わせ専用窓口の設置と、備蓄マスクなどを必要とする医療機関への提供を求めた。
 同会の鶴留和彦事務局長は「業者に注文しても在庫がなく、入荷時期も未定。市販品も品切れ状態が続いている。このままだと医療機関が感染源になりかねない」と危惧。岡山県が備蓄用のマスクを医療機関や福祉施設に配布したことに触れ「本県でも検討してほしい」と語った。
 同会は同日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)について事業者公募の中止を求める文書も提出した。

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