松浦市御厨町の慈光幼稚園(森有紀子園長)は4日、給食に地元産のトラフグの唐揚げを提供。園児たちが古里の特産品の味を楽しんだ。
同市は全国有数の養殖トラフグの産地。同園では食育や地産地消の一環として、地元の特産品を園児に知ってもらい、古里への愛着や、漁業に関心をもってもらおうと、初めてトラフグを給食に提供した。市内では小学校の給食にトラフグの唐揚げが出されることはあるが、幼稚園では珍しいという。
園児のほとんどがトラフグの唐揚げを食べるのは初めて。食感や弾力に「魚なの?」「お肉みたい」という声もあった。中には「おいしい」とおかわりする園児も。末武樹(いつき)ちゃん(6)は「おいしかった。鶏の唐揚げよりトラフグの方が好き」と話した。
松浦のトラフグ 唐揚げおいしい 慈光幼稚園、給食で地産地消
- Published
- 2020/02/05 12:00 (JST)
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