壱岐市長選 民間の感覚で財政健全化へ 森氏が出馬表明

 壱岐仕事サポートセンター「Iki-Biz」センター長の森俊介氏(35)は20日、壱岐市郷ノ浦町の壱岐の島ホールで会見し、任期満了に伴う同市長選(4月5日告示、同12日投開票)に無所属で立候補すると表明した。出馬表明は4選を目指す現職の白川博一氏(69)に続き2人目。
 森氏は同センター長として行政を見てきた視点から、税金の無駄遣いがあると指摘し「使った税金に対して効果の少ない事業が数多く行われている。民間の経営感覚でお金の使い方を見直し、浮いたお金を市民の生活を豊かにすることに使う。島外に流れている税金を見直し、島内の経済循環を高める」と述べた。財政の健全化条例を制定し、3年間で全事業を再検討する考えを示した。

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