クジラのイルミで町おこし 東彼杵中学生が考案 2月中旬まで町総合会館に設置

クジラのパネルイルミネーションを考案した東彼杵中の生徒=東彼杵町

 東彼東彼杵町立東彼杵中の生徒が考案したクジラのパネルイルミネーションの点灯式は16日夜、彼杵宿郷の町総合会館であった。2月中旬まで午後6時~10時、同館の噴水を飾る。
 デザインを手掛けたのは、2年の西山真夢さん(14)、志水真大さん(14)、今里圭吾さん(14)の3人。
 昨年10月、総合的な学習の授業で取り組んだ「町おこしアイデア発表会」で「クジラブランド化計画」を提案した。町内を通る旧長崎街道沿いでクジラ食品やグッズを販売するマルシェの開催や、クジラをキャラクター化した商品展開などを通し、町の名物として定着させる計画。これに着目した町教委が、3人が考えたキャラクターを使い、パネルイルミネーションを作った。
 デザイン案を担当した志水さんは「これから『鯨の町』が盛り上がるように、はつらつとしたイメージで描いた。町おこしに役立つとうれしい」と話した。

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