新成人の陸自隊員 飛び込みで“決意” 相浦駐屯地

プールに飛び込む前に、新成人としての決意表明をする隊員=佐世保市、陸自相浦駐屯地

 長崎県佐世保市大潟町の陸上自衛隊相浦駐屯地で9日、新成人の隊員を祝う行事があった。新成人が飛び込み台で決意表明をし、訓練用のプールに飛び込んだ。
 水陸機動団員と相浦駐屯地所属の6人のうち、男女3人が参加。プールは、水陸両用車やヘリコプターからの緊急脱出訓練で使っている。
 平田隆則団長や朝長則男市長らが見守る中、男性は高さ8メートル、女性は高さ1.5メートルの飛び込み台に上がり、「恩をしっかりと返せる大人になる」「笑顔で頑張る」などと叫び、水温13度のプールに勢いよく飛び込んだ。
 第1水陸機動連隊の信田優馬1等陸士(20)=栃木県出身=は「自衛官、社会人として自分の行動に自覚を持ち、恥のないよう生活したい」と語った。

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