災害派遣に備えて 野外炊飯の腕競う 陸上自衛隊対馬駐屯地

野外炊飯の腕を競う「炊事競技会」でカレーなどを作る隊員=陸自対馬駐屯地

 長崎県対馬市厳原町の陸上自衛隊対馬駐屯地(司令・山口勝1佐)はこのほど、同駐屯地の3部隊が野外炊飯の腕を競う「炊事競技会」を開き、ボリューム満点のチキンカレーセットを仕上げた本部中隊(中隊長・鈴木悟朗3佐)が優勝した。
 炊事競技会は災害派遣や野外演習などに備えて毎年開催している後方戦技競技会の一環。本部中隊のほか、後方支援隊、普通科中隊が参加した。
 各部隊は規定量の食材配給を受け、2時間半でカレーなど50食分を作るルールで競った。本部中隊はチキンカレーに豚カツやコンソメスープ、ポテトサラダを添え、外部審査員を含めた試食で最高点を獲得した。

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