知らなかった地域店舗の魅力発見 佐々で「おさんぽマルシェ」

サンドアートに挑戦する家族連れ=北松佐々町、佐々町文化会館

 地域の店舗の魅力を発信する「サザンフェス!!おさんぽマルシェ」が17日、長崎県北松佐々町本田原免の佐々町文化会館であり、買い物や物づくりを楽しむ親子連れなどでにぎわった。
 佐々町商工会商業部会が開き、2回目。家族が休日をゆっくりと過ごす場を提供すると同時に、町内の商店のPRや起業の支援を図ろうと企画した。
 町内外の約50の飲食店や雑貨作家などが参加し、手作りのスイーツや革小物などを販売した。
 物づくりの体験もあり、町内の「雑貨・カフェ Mother-Road」のブースでは、子どもたちが色とりどりの砂をスプーンでグラスに入れて模様を作り出すサンドアートに挑戦。グラスを囲むように鮮やかな層が現れると笑みをこぼした。
 佐世保市立相浦西小1年の田端理玖君(7)は「きれいにできた」と満足げ。母親の喜久美さん(38)は「知らなかった店を見つけることが楽しい」と話した。

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