ブレイクダンス大舞台 藤原さん九州代表で全国へ

ブレイクダンスを披露した九州ブロック代表として出場する藤原さん=長崎市役所

 「第39回三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権第1回全日本ブレイキン選手権」(9日、東京)に、長崎市立滑石中3年の藤原理恋(りこ)さん(15)が九州ブロック代表として出場する。7日は長崎市役所を訪れ、田上富久市長に制服姿でキレのあるダンスを披露。「自分が満足できるかっこいいダンスを披露したい」と意気込みを語った。

 ブレイキンとは、音楽に合わせて回ったり跳ねたりなどアクロバティックな動きを取り入れたダンス。初採用が決定的とされる2024年のパリ五輪の強化候補選手にも、藤原さんは選ばれている。

 藤原さんは、ダンス歴約5年。長崎県内9カ所でダンススタジオを展開する「RUDO FACTORY」に所属している。全国大会には、日本ダンススポーツ連盟から九州代表の推薦を受けた。

 新しい技を試したいという藤原さんは「実力派の選手たちのダンスを間近に見て、いいところを吸収したい」と話した。

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