長崎県高校駅伝 優勝は男子松浦 女子諫早

ゴールテープを切る諫早のアンカー畑本(左)と松浦のアンカー山本=雲仙市小浜町

 第71回県高校駅伝大会は6日、雲仙・小浜マラソンコース(男子7区間42.195キロ、女子5区間21.0975キロ)に男子42、女子32校が出場して行われ、女子は諫早が1時間9分5秒で2年ぶり25度目、男子は松浦が2時間9分2秒で2年連続3度目の優勝を飾った。
 女子の諫早は1区弟子丸から5人全員が区間賞を獲得。最後は2位長崎女に4分49秒差をつけて、4年ぶりに完全優勝を果たした。長崎女と3位の鎮西学院はともに過去最高順位を更新した。
 男子の松浦は1区植村が鎮西学院と22秒差の2位発進すると、2~6区で5連続区間賞を獲得。3区内野で首位に立ち、そのまま逃げ切った。
 男女とも優勝校は全国大会(12月22日・京都)、上位3校は九州大会(11月16日・大分)に出場する。男子の全国大会は第70回記念大会で出場枠が増加。各県2、3位校の中から、九州大会の北九州、南九州地区のそれぞれ最高順位チームに出場権が与えられる。このため、2位の鎮西学院、3位の瓊浦は全国大会出場の可能性を残した。

女子第1中継所、諫早の1区弟子丸(左)から2区森田へたすきが渡る=雲仙市
男子3区、4キロ地点で松浦の内野(左)が前に出る=南島原市

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