長崎・大村で陸海空自パレード 装甲車など約100台

機動戦闘車などが登場した自衛隊のパレード=長崎県大村市西三城町

 長崎県内の陸上、海上、航空自衛隊4部隊が19日、自衛隊記念日(11月1日)にちなみ大村市中心部をパレードした。
 「自衛隊の真の姿を紹介する」として毎年実施している。陸自大村駐屯地と竹松駐屯地、海自大村航空基地、五島市の空自福江島分屯基地などから約600人が参加した。
 JR大村駅近くの市道約500メートルを通行止めにして約30分間実施。銃を持った隊員をはじめ装甲車や機動戦闘車などの車両約100台が行進、上空にはヘリコプターも飛んだ。沿道に多くの市民らが詰め掛け、写真を撮ったり拍手を送ったりした。
 一方、大村地区労などの約100人は「公道で武装パレードを実施する必要があるのか」と抗議の声を上げた。

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