五島市池田町の県立五島高(堤敏博校長)で、衛生看護科の2年生29人にナースキャップやハンカチーフを授ける第46回戴帽式があり、生徒たちが看護師への第一歩を踏み出した。来年10月まで1年間、県五島中央病院で週2回の実習に臨む。
9日にあった式は、教諭や保護者らが見守る中、照明を落とした厳かな雰囲気で行われた。堤校長が女子26人にナースキャップを、男子3人にハンカチーフを授与。戴帽生は火をともしたろうそくを手に、看護の精神を表す「ナイチンゲール誓詞」を暗唱した。
堤校長は「言動に責任を持ち、人格を磨き、社会に役立つよう力を尽くしてほしい」と式辞を述べた。戴帽生代表の渡辺花菜さんが「笑顔と思いやりの心を持ち、安全で安楽な介護を目指す」と誓った。
看護師へ第一歩 五島高で戴帽式 衛生看護科2年生
- Published
- 2019/10/19 00:00 (JST)
- Updated
- 2019/10/19 14:03 (JST)
© 株式会社長崎新聞社