長崎くんち2019 流鏑馬 命中に拍手

流鏑馬で勇ましく矢を放つ射手=長崎市上西山町、諏訪神社

 長崎くんちの成功などを祈願する流鏑馬( やぶさめ )神事は諏訪神社の中庭であり、長崎諏訪流鏑馬奉賛会の本田殖也(たつや)代表(45)ら5人と、小学生の「子ども射手」で長崎市立小ケ倉小6年の津田凜さん(11)、西彼時津町立時津東小5年の川下茉莉(まつり)さん(11)の計7人が奉納した。
 それぞれが走る馬の上から的を射ると全員が的中した。本田代表は「令和初のくんちが大成功すると思わせる奉納ができた」と晴れやかな表情。初めて射手を務めた市立緑が丘中2年の西武季良(ときよし)さん(13)は「走り去った後に命中する音と拍手が聞こえてほっとした」と笑顔を見せた。

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