小学生ら紙飛行機に夢をのせ 活水女子大・高生がワークショップ なりたい職業、翼に書き込む

将来の夢を書いた紙飛行機を飛ばす子どもたち=長崎市琴海児童館

 長崎市の活水女子大と活水高の生徒有志12人が21日、同市琴海村松町の市琴海児童館で子どもたちを対象としたワークショップを開催。子どもたちは将来の夢を書いた紙飛行機を飛ばすなどして楽しんだ。
 大学、高校の枠を超え、リーダーシップやチームで働く力を育もうと本年度から取り組む「新しい自分を発見するワークショップ」の一環。同大と教育・研究の連携協定を結んでいる日本航空(JAL)の協力を得て実施した。
 幼児から小学6年生まで約30人が参加し、学生らとゲームで遊び打ち解けた。続いてJAL社員による「折り紙ヒコーキ教室」。子どもたちは「パン屋さん」「サッカー選手」「花博士」など、なりたい職業を翼に書き「夢がかないますように」と元気よく飛ばした。
 子どもたちに積極的に声を掛けていた同大食生活健康学科3年の峰天音さん(20)は「人と関わりを持ちたくて参加した。みんなに楽しんでもらえてよかった」とほほ笑んだ。

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