カピバラ、リスザル赤ちゃん公開 長崎バイオパーク

母親のザボン(左)に体を寄せるカピバラの三つ子=西海市、長崎バイオパーク

 長崎県西海市西彼町の長崎バイオパークでカピバラとリスザルの赤ちゃんが誕生し、かわいらしい姿が来園者を和ませている。

 カピバラの赤ちゃんは11日に誕生した。コナ(雄、5歳)とザボン(雌、7歳)の三つ子で体長約30センチ、体重約1キロ。性別はまだ不明という。普段は飼育用の柵の中で過ごしているが、来園者が少なく、赤ちゃんの体調が良ければ公開展示場に出ることも。ザボンの後をついて回ったり、授乳したりする愛らしい姿が楽しめる。

 リスザルの赤ちゃんも8月以降、12匹が生まれた。人工保育中の1匹を除き、園内のリスザルの森で公開中。木々を飛び回る親ザルの背中に、しっかりしがみついている。
 同園は「元気な姿を、ぜひ見に来てほしい」とPRしている。

親の背中にしがみつくリスザルの赤ちゃん=西海市、長崎バイオパーク

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