海上自衛隊佐世保地方総監に就任した中尾剛久海将(56)の着任式が23日、佐世保市平瀬町の海自平瀬体育館であり、隊員ら約160人を前に訓示した。
中尾総監は、職務上の指針を「精強・即応」とし、「海上自衛隊のよき伝統を受け継ぎ、今後とも体制の維持、強化にまい進したい」と強調した。
指針の詳細として「分を尽くせ」を掲げ、「分とは役割。一人一人の隊員にはそれぞれの役割がある。自分自身に期待されているものは何か、今の立場でなすべきことは何かを常に自問自答してもらいたい」と求めた。
中尾総監は鹿児島県出身、防衛大卒。海上幕僚監部装備計画部長、舞鶴地方総監などを歴任した。
「精強・即応」指針に 海自佐世保 中尾新総監が着任
- Published
- 2019/08/24 09:38 (JST)
- Updated
- 2019/09/01 09:07 (JST)
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