2021年に長崎開港450周年 記念事業実行委を設立

長崎開港450周年記念事業の実行委設立総会=長崎市、ホテルニュー長崎

 2021年の長崎開港450周年記念事業に取り組む実行委員会の設立総会と本年度第1回総会が22日、長崎市大黒町のホテルニュー長崎であった。本年度の事業計画として、記念事業に関する基本計画を策定することなどを承認した。
 実行委は行政や官公庁、金融機関、経済団体などの関係者139人で構成。今回を含め21年度まで計4回の総会を開き、記念事業について話し合う。
 総会で、田上富久長崎市長は「長崎港はまちの発展をつくってきた母なる港。開港450年の節目に、市民の皆さんと共に感謝の思いを持つ契機としたい」とあいさつ。名誉会長に中村法道知事が、会長に田上市長がそれぞれ就いた。
 本年度は、9月から港湾関係者らでつくるワーキンググループを随時開催。基本計画に盛り込むイベントについて検討するほか、記念事業のロゴマークの公募などに取り組む。若者らが長崎港の将来を考える意見交換会なども実施する。
 本年度の第2回総会は20年3月に開く予定。

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