大島衆院議長 被爆者を慰問 恵の丘原爆ホーム

入所者の手を取り、言葉を掛ける大島衆院議長(右)=長崎市、恵の丘長崎原爆ホーム

 大島理森衆院議長が8日、長崎市三ツ山町の恵の丘長崎原爆ホームで、入所している被爆者を慰問した。
 大島議長は「戦争を知らない世代だからこそ、政治家としても人間としても二度と戦争をしてはならないと心にとどめないといけない」と決意を述べ、花束と色紙を手渡した。入所者を代表して、12歳の時に被爆した犬塚愛子さん(86)が「日本が二度と戦争によって破壊されませんよう、世界恒久平和のためにお力添えください」と訴えた。
 大島議長は居室も訪ね、一人一人の手を取り「暑さに負けないようにしてくださいね」などと声を掛けた。

© 株式会社長崎新聞社