松浦高・放送部となぎなた部 全国大会へ意気込み

全国大会出場あいさつで市役所を訪れた松浦高の放送部、なぎなた部の生徒ら=松浦市役所

 長崎県立松浦高(中上徹校長、280人)の放送部と、なぎなた部の生徒が19日、松浦市役所に友田吉泰市長を訪ね、全国大会出場を報告し健闘を誓った。
 放送部は田中美江部長(3年)ら5人。第66回NHK杯全国高校放送コンテスト(22~26日・東京)ラジオドキュメント部門と、第43回全国高校総合文化祭(30日~8月1日・佐賀県)に参加する。
 NHK杯は10年連続出場。戦時中の灯火管制の下、明かりをつけて脱線事故の復旧作業をした調川駅長のエピソードを題材にした作品「新たな未来へ出発進行」で臨む。総文祭は、「聖地」宣言をした地元のアジフライがテーマの「故郷のあじ」をビデオメッセージ部門に出品する。
 なぎなた部は本間千紘主将(3年)ら7人。全国高校総合体育大会なぎなた競技(8月9~12日・沖縄県)団体、個人、演技の3種目に出場する。6月に同市で開かれた九州大会は団体で3位に入賞。インターハイも上位進出が期待されている。
 友田市長の激励を受けた生徒たちは一人一人決意表明。放送部の田中さんは「松浦のことを全国に伝えたい」、なぎなた部の本間さんは「支えてくれた人たちに感謝し、集中して臨む。日本一を目指す」とそれぞれ意気込みを語った。

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