ヒマワリと「フルーツバス停」共演 諫早・小長井 住民有志が休耕田活用

見ごろを迎えたヒマワリ=諫早市小長井町

 写真共有アプリ「インスタグラム」などで人気の撮影スポット「フルーツバス停」がある長崎県諫早市小長井町の県営バス井崎バス停周辺でヒマワリが見ごろ。色鮮やかなイチゴやメロンのバス停と黄色い花の共演が、訪れた人の目を引いている。
 バス停は国道207号沿いを中心に、特産のミカンやスイカ、トマトなどを模した鉄筋コンクリート造りの16基。1990年の「長崎旅博覧会」に合わせ、旧北高小長井町が設置した。
 ヒマワリは、地域おこしグループ「小長井プロジェクト」の約15人が5月、同バス停近くの休耕田約20アールに種をまいた。藤川秀昭会長(71)は「8月上旬まで楽しめそう。山茶花高原など周辺に足を運び、食や歴史にも触れてもらいたい」と話した。
 同グループは畑を「フルーツバス停フラワーゾーン」と命名。秋にコスモス、春には菜の花を咲かせる予定。

色鮮やかなイチゴやメロンのバス停とヒマワリとの共演=諫早市小長井町

© 株式会社長崎新聞社