参院選長崎 白川氏が集会

 夏の参院選長崎選挙区(改選数1)に国民民主党公認で立候補予定の新人、白川鮎美氏(39)の長崎地区決起集会が17日、長崎市賑町の中央公園であった。

 西田実伸長崎地区総合選対長は「長崎から一強政治に風穴を開けよう」と気勢。国民県連代表代行の西岡秀子衆院議員(長崎1区)は「老後2千万円」報告書を巡る政府の対応を批判し、「国民に寄り添う政治に一刻も早く変えねばならない」と呼び掛けた。立憲民主、社民各党の議員らも登壇し、野党共闘を訴えた。

 白川氏は現政権の下に格差が拡大し、改憲の恐れもあるとし「上げるべきは消費税ではなく最低賃金。変えるべきは憲法ではなく現政権」と主張。「誰もが認め合う共生社会をつくりたい」と訴えた。

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