優しく抱っこ「赤ちゃんかわいい」 大村高生“パパママ体験” 子育ての理解深める

乳児と触れ合う生徒たち=大村高

 長崎県大村市久原1丁目の県立大村高(鶴田勝也校長、897人)で11日、生徒と乳幼児が触れ合う授業「ステキなパパママ未来体感」があった。

 子育てで親が果たす役割の重要性に対する理解を深めようと毎年実施している。この日は3カ月から3歳の子どもと母親17組が参加。数理探究科1年の32人が母子と交流した。

 生徒はグループに分かれ、赤ちゃんを抱っこしたり、おもちゃであやしたりして触れ合った。「子育てで大変なことは」「名前はどうやって決めたのか」などと母親に熱心に質問していた。

 陣痛や離乳食について質問したという松村香凜さん(15)は「子育ては大変だけど、それ以上に子どもがかわいいので、やりがいのあることだと感じた」と感想を語った。

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