長崎県大村市水主町2丁目の唐揚げ専門店「からあげちきちき」が、日本唐揚協会(東京)主催の「第10回からあげグランプリ」西日本しょうゆダレ部門で4年連続金賞に輝いた。8日は店主の川端芳之さん(60)が園田裕史市長を訪ね、受賞を報告した。
同グランプリには全国939店がエントリー。ウェブ投票で11部門で最高金賞と金賞を決めた。西日本しょうゆダレ部門では最高金賞1店、金賞にちきちきを含む5店が選ばれた。
川端さんは陸上自衛隊を定年退官後に、唐揚げの“聖地”、大分県中津市の有名店で修業。2014年に開店した。ニンニクしょうゆダレとオリジナルのショウガしょうゆダレを使った唐揚げが自慢で、冷めてもおいしいという。
妻の清美さん(55)と市役所を訪れた川端さんは「4年連続金賞は県内初。今後は最高金賞を狙うと共に、多くの人が笑顔になるような唐揚げを作りたい」と語った。園田市長は「ほかにも独自の唐揚げを作る店がある。大村が唐揚げの町と呼ばれるくらいに発展すれば」と期待感を示した。