「長崎雲仙オムライス」 日本一に挑戦 九州勝ち抜き代表権 大村・テラスフィールド

「長崎の食材を使ったオムライスで日本一を目指したい」と話す山口さん=大村市、テラスフィールド

 長崎県大村市東本町のイタリア風カフェ・バー「テラスフィールド」で提供している「長崎雲仙オムライス」が、5月に東京で開催されるオムライスの日本一決定戦「カゴメ オムライススタジアム」(カゴメ主催)に九州代表として出場する。店長の山口祐一さん(35)は「長崎のおいしい食材を使って優勝を目指したい」と意気込んでいる。
 「オムライススタジアム」は、地方大会を勝ち抜いた10店が出場。5月18、19日の2日間にわたって来場者にオムライスを提供し、投票で日本一を決める。テラスフィールドは3月25日に福岡市で開かれた九州大会で、4店の中から勝ち抜き代表権を獲得した。
 長崎雲仙オムライスは、本県特産のジャガイモや地元産野菜をはじめ、長崎和牛の牛すじ入りボロネーゼなど県産食材にこだわった。ドレープ状の卵は雲仙岳、トマトソースなどで味付けしたライスは島原の赤土をイメージしているという。
 山口さんは「一皿で長崎をイメージしてもらえるよう見た目にもこだわった。首都圏の人に食べてもらうことで、長崎のPRにもつながれば」と語った。
 5月5日午前11時からは、同店が入る商業施設「コレモおおむら」のイベント広場で、200食限定の無料試食会も開く。

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