長崎市片淵2丁目の市指定史跡「心田庵」の一般公開が26日から始まった。趣のある日本庭園で春の新緑を楽しむことができる。5月9日まで。
1668年ごろ、唐通事の何兆晋(がちょうしん)が建てたとされる別荘の跡。敷地は約1580平方メートルで、カエデなど約300本の樹木が庭園を美しい緑に染めている。かやぶきの建物内に置かれたテーブルの表面に映る逆さカエデも見どころの一つ。
初めて訪れた長崎市岩瀬道町の60代主婦は「静かで緑がとてもきれい。秋の紅葉の時にも来てみたい」と満足そうだった。
心田庵は毎年春と秋に一般公開している。入場料は300円、高校生以下無料。開場時間は午前9時~午後5時(入場は午後4時半まで)。
新緑 まばゆく 心田庵 来月9日まで一般公開
- Published
- 2019/04/27 00:07 (JST)
- Updated
- 2020/04/30 13:55 (JST)
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