迫る 県議選 平成最後の戦い・7 雲仙市区(定数2) 3回連続で無投票か

 5期目を目指す徳永達也、3期目に挑む宅島寿一の自民現職2人が立候補を予定している。2人以外に目立った動きはなく、雲仙市区は前々回、前回に続き無投票の公算が大きくなっている。
 宅島は小浜町での9日の事務所開きで「ここで生まれてよかったと思える雲仙市に変えていく」と気勢。10日に国見町で事務所開きをした徳永も「人口減少対策として、農漁業の所得向上や観光振興に取り組む」と力を込めた。2人は県政報告会のほか、支持者回りで態勢固めを急いでおり、「選挙戦になるつもりで(告示)直前まで動く」と引き締めを図っている。=文中敬称略=

 ▼雲仙市区
徳永 達也 59 自現(4)
宅島 寿一 48 自現(2)

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