「大村市なんて大嫌い」 移住・定住促進PR動画公開

 長崎県大村市は19日、同市への移住・定住を促進するためのPR動画を動画投稿サイト「ユーチューブ」や市公式ホームページ(HP)上などで公開した。
 企業がインターネット経由でデザインや原稿執筆などの仕事を発注するクラウドソーシングの仲介大手、ランサーズ(東京)に制作を委託。ランサーズ登録会員の100万人から制作者を選定し、移住プロモーションとして実施した全国初の取り組みという。
 動画のキャッチコピーは「私の心を離さない大村市」。大学進学を機に上京する女子高生が「大村市なんて大嫌い」というフレーズを連呼しながら、最後は大村の魅力をしみじみと実感するストーリー。ショートバージョン(15秒)とロングバージョン(2分20秒)の2種類がある。
 園田裕史市長は「インパクトのある作品。反響があれば、大村の魅力がきっと伝わる」と期待を寄せた。

19日から公開した大村市移住・定住促進PR動画(大村市提供)

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