無病息災願い豆まき

 長崎県佐世保市福石町の福石観音清岩寺(松本一盛住職)で3日、恒例の「節分星まつり」があり、豆まきをして無病息災や家内安全などを願った。
 昼と夜の部があり、昼の部は約120人が参拝。還暦を迎えたり、厄払いをしたりする市民ら7人が裃(かみしも)姿で登場し、松本住職の「福は内、鬼は外」の掛け声で一斉に豆をまいた。参拝者は歓声を上げながら手を伸ばし、縁起物の豆を拾った。
 豆をまいた中村建一さん(69)は「大きな病気もなく、今年古希のお祝いができる。みなさんに幸福を分ける気持ちで参加した」と笑顔で話した。
 夜の部の豆まきは、陸上自衛隊水陸機動団や海上自衛隊佐世保警備隊の幹部らが参加した。

豆まきをして無病息災などを願う節分星まつり=佐世保市、福石観音清岩寺

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