社会発展へ貢献誓う 対馬で成人式

 長崎県対馬市の成人式は峰町三根のシャインドームみねであり、新成人334人(男170、女164)のうち274人が出席した。
 比田勝尚喜市長が市内6町の代表者に成年証書を手渡し「対馬から離れて暮らしても対馬人(びと)としての誇りと愛着を持ち続け、大いに活躍されんことを期待する」と式辞。同市豊玉町出身で大分市の大学生、島居大輝さんが新成人を代表し「生まれ育った対馬を大切にし、社会の発展に貢献したい」と誓った。
 会場では、市内の小学生らでつくる和太鼓グループ「対馬愛鼓連『かっちぇる』」が演奏を披露。対馬産原木シイタケやツシマヤマネコのご当地キャラクターが新成人を祝福した。
 県によると、新成人のうち、高校卒業時に島内で就職した人は30人。ほかは島外に進学・就職している。

対馬市のシイタケや、ツシマヤマネコのご当地キャラクターと記念撮影する新成人=対馬市、シャインドームみね

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