ヒオウギガイをチャウダーに あす西海大鍋まつり

 西海のヒオウギガイをチャウダーに-。長崎県西海市西海町の西海スポーツガーデンで11日開かれる「第9回西海大鍋まつり」(実行委主催)に、同市大島町のオリーブベイホテルが初めて参加する。中谷暁総料理長(55)は「ボストンの名物料理を地元食材でアレンジ。ぜひ味わって」と意気込む。
 市内では大瀬戸町と西彼町でヒオウギガイが養殖されている。今回提供するチャウダーはアサリのだしをベースに、1食分に一つヒオウギガイを使う。
 会場では午前11時から、計7団体が7種類を計3千食用意する。チャウダーと崎戸町本郷地区自治会の「伊勢エビのみそ汁」は1食500円。市商工会の「七福つみれ汁」、市水産振興協議会の「海鮮鍋鯛(なべたい)」などは350円で提供する。
 演歌歌手、大泉逸郎さんのステージや特産品が当たるクイズもある。イベントは午前9時半から午後3時まで。問い合わせは市商工観光物産課(電0959・37・0064)。

地元産ヒオウギガイを使ったチャウダーを作る中谷総料理長=西海市、オリーブベイホテル

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